Set in 1590, the powerful warlord Toyotomi Hideyoshi (Masachika Ichimura) seeks to unify all of Japan under his rule. One of the last holdouts is Oshi Castle – often referred to as the Floating Castle – that lies in an area surrounded by an enormous lake. Hideyoshi sends his right hand man, General Ishida (Yusuke Kamiji), and a troop of 20,000 soldiers to take the castle, which is defended by only 500 men. Control of the castle suddenly falls to Narita Nagachika (a bravura Mansai Nomura) when his father dies, and the clumsy child king fails to gather the support of any of the other samurai, save for his childhood friend Tanba (Koichi Sato). But Nagachika refuses to acquiesce to Hideyoshi’s army, and through a mix of self-deprecating humor and unconventional tactics, he is slowly able to connect with the people and fight alongside the hardened samurai who once doubted him. Half David-and-Goliath, against-all-odds jidaigeki and half broad slapstick comedy, Floating Castle manages to pay tribute to films like Seven Samurai (or even 300) while also being cheeky enough in its homage to have fun with its character archetypes. While the film packs in the action and laughs (especially from Nomura’s wild antics), there is also a rather stunning flood sequence that was the cause of a theatrical release delay for over 18 months. When viewed in light of the tragedy and horror of the events of 3/11, it makes for one of the most somber and powerful scenes in Japanese cinema this year.

天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は、最後の敵である北条勢を攻撃目標に定めていた。周囲を湖で囲まれ“浮き城”の異名を持ち、人々が平穏に暮らす“忍城”もその一つ。秀吉は圧倒的な力を世間に誇示すべく、わずかな兵力の忍城に対し2万の軍勢で落とすよう、寵愛の家臣・石田三成に命じる。
三成率いる天下軍の足音が迫り、忍城の侍たちに緊張が走る中、田んぼで農民や子供たちと、楽しそうにたわむれる侍、成田長親がいた。城主・成田氏長の従弟でありながら、武将に求められる智も仁も勇もないが“人気”だけはある不思議な男。領民からでさえ“でくのぼう”を意味する“のぼう様”の愛称で呼ばれ、皆に慕われていた。長親に密かに想いを寄せる城主の娘、甲斐姫。長親の幼馴染で歴戦の強者。丹波。その丹波をライバル視する豪傑・豪腕の和泉。戦の経験は無いが“軍略の天才”を自称する、靭負。緊迫する仲間たちを前に、長親はどこ吹く風とばかりに「北条家にも、関白にもつかず、皆と今までと同じように暮らせないかなあ〜」と呑気なことを言って、皆を唖然とさせるのだった。
凄まじい数の天下軍が遂に忍城を包囲した。城主・成田氏長は「秀吉軍とは一戦も交えずに速やかに開城せよ」との言葉を残し、長親に城を任せ、既に小田原に向かっていた。忍城のたった500人の軍勢では2万の大軍相手に戦っても勝ち目のないことは誰の目にも明らかだった。やむなく、開場することを決意した長親たち。だが、天下軍の威を借り、なめきった態度を取る長束正家と対面した長親が思わぬ一言を発する。
「戦いまする」
長親の言葉に騒然となる忍城軍。だが、長親の強い決意に導かれるように、丹波をはじめとする武将たちも一転、天下軍との無謀な戦いに挑む事を決意する。 そんなある日、長親の父が息を引き取る。城下の領民たちを集め、自ら決めた戦いによって、皆が危険を及ぶことを涙ながらに詫びる長親。だが普段から彼らを慕う百姓たちは「のぼう様のために共に戦おう!」と立ち上がり、いつの間にか長親は侍から農民までを一致団結させていたのだった。
しかしそれは、戦によって名を挙げることに闘志を燃やす三成の思う壷であった。だが、秀吉に三成を支えるよう命を受けた盟友・大谷吉継だけは、忍城軍のあり得ない士気の高さに警戒心を抱く。忍城軍は襲いくる大軍を前に。農民や老兵までが侍に劣らぬ活躍を見せ、地の利を生かし、騎馬鉄砲や火攻めなど多彩な戦術で天下軍を退けていく。想像を超える忍城軍の奮闘ぶりは三成に、秀吉がかつて見せた。驚天動地の作戦…城の周辺に巨大な人工の堤を築き、それを決壊させる“水攻め”を決断させてしまう。
「決壊させよ!」
三成の掛け声と共に流れ出す濁流。高台にある忍城本丸に必死に逃げ込む領民たち。このままでは本丸が沈むのも時間の問題。だが、忍城軍が絶望に包まれるなか、またしても長親が口を開く。
「水攻めを破る」
味方への説明もなく、ただ一人で武器も持たずに小舟で三成が築いた堤へと向かっていく長親。両軍が固唾を飲んで見守るなか、“のぼう様”の“とんでもない奇策”に、敵も味方も驚き…そして笑う!?水攻めは破られるのか!?そして最後に待ち受ける、誰もが予期せぬ戦の結末とは!

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